2013年1月17日木曜日

住民説明会に対する各自治体の姿勢

 「富山県民の声をつなぐ会」からの報告を以下に貼り付けます。報告から各自治体が「住民説明会」に対して、どのような考えをもっているかがわかります。
 あなたの住んでいる自治体はどのような考えを持っているか、確認してください。
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 2012年12月27日に提出し、1月10日迄に文書による回答を求めた”強行された「放射能汚染がれきの試験焼却」の結果についての住民説明会開催に関する要請書”の回答結果をご報告いたします。
■富山県
10/8  富山県へこちらからTEL  
回答: ”要請書””要望書”には回答はしなくてもよい。今までに回答してきたことと変わらないので、回答しない。各市町村の問題である。
質問: 富山県として独自の考えはないのか。
回答: 復興に役立ち、良いことだと思っている
■立山町
10/10 郵送にて文書回答
回答: 「・・・・地区の報告会等の開催を検討しています。今後、試験焼却の結果を踏まえて災害廃棄物の広域処理について、富山地区広域圏事務組合で協議されるものと考えています。」
■上市町
郵送にて文書回答
回答: 「・・・試験焼却前後にほぼ差が認められず、安全な範囲だったことから、現時点では上市町において住民説明会を開催する予定はありません。」
■滑川市
FAX送付 原本は郵送する
回答: 「・・・試験焼却前後にほぼ差が認められず、安全な範囲でありました。このことから、今のところ滑川市は住民説明会を開催する予定はありません。」
■高岡市
こちらからTEL 環境サービス課
回答: ”要請書””要望書”には回答する必要はない。住民説明会の詳細は未定。講師の都合もあるので、調整中。今月中に開催する予定。決まればHPに掲載及び報道関係に通知する。
     
■氷見市 確認中 
■小矢部市
こちらからTEL 生活環境課 
回答: 何も決まっていないので、答えられない。小矢部市は焼却炉がなく、高岡市、氷見市にお願いしている。お願いしているごみの相当量の焼却灰を埋立処理することになっている。
質問: 決まる前に住民のみなさんにきちんと説明するべきではないのか。説明して、住民のみなさんの意見をしっかり聞いて決めるべき。放射能を含まないゴミを出して、放射能を含んだ相当量の灰を引き受けるのでは中身が全然ちがうのではないか。住民のみなさんの「生命と暮らし」がかかっています。
回答:上のものにそのように伝えます。
■富山市
文書回答郵送(1月8日付)
以下全文です。
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回答: 富山地区広域圏事務組合では、昨年12月16日と17日に災害廃棄物の試験焼却を行われ、受け入れる災害廃棄物と焼却後の灰の放射能濃度は1キログラムあたり100ベクレル以下であることや、焼却施設周辺の空間放射線量率や土壌の放射能濃度も、安全な数値であることを確認されました。
また、富山市山本最終処分場では、12月19日に搬入された焼却灰の放射能濃度が1キログラあたり100ベクレル以下であることを確認し、搬入車両全ての放射線量率を測定したのち、指定した埋立箇所へ焼却灰を投入いたしました。この際にも焼却灰の放射線量率を測定し、安全性に問題のない数値であることを確認した上で覆土作業を行い、さらに周辺の放射線量率の測定を行い埋立前と同程度の数値であることを確認しています。
今回の試験焼却に伴い実施した放射能測定等の結果をみて、安全であると確認できれば、市民を対象とした住民説明会を本年2月中に開催し、皆様に十分な説明をしたいと考えています。
本焼却の決定については、富山地区広域圏事務組合理事会において、住民説明会での市民の皆様の反応を含め、総合的に判断されることになります。
このような状況であることから、貴会との面談による回答の必要性はないものと考えています。
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■射水市
1/11 こちらからTEL 環境課
回答: 何も分からないので何も答えられない。
質問: 山本地区での埋立に伴い、鍛冶川、下条川、を通じて新港に汚染水が流れる可能性があるのではないか。
回答: 鍛冶川と下条川とは水系がちがうので、下条川には流れない。大丈夫です。
質問: この件に関して、富山県から何か指導なり要請なりありませんでしたか?
回答: 県からは何も言われていません。
質問: 住民の方々から、心配や不安の声は届いていませんか?
回答: 今のところ、全くありません。
以上です。射水市に関しては、住民の声が必要と思います。
       

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